2014年01月28日

ペダリングモニターでわかったこと

sgy-pm900h79_1.jpg
PIONEERのペダリングモニターを使い始めて半年経ち、自分のペダリングを分析していると色々と気付かされることがありました。

まぁ人間工学の専門家でもなんでも無いですし、思い込みもありますんで話半分で見ていただければいいかと思います。
PIONEERの特設ページに解説されている用語を借りながら説明すると、
pioneer01282.gif

(1)上図の「踏み脚」部分の入力は、脚そのものの重さにかなり依存する
ここ数年ペダリングを上達させるために、思うところあって上図の「押し脚」と「巻き脚」部分を、あえて意識して力をいれるようなペダリングを試みていました。
ペダリングモニターを導入して実際にベクトルを見ながらそこに力をいれて、「踏み脚」部分はかえって力を抜いてただ脚をペダルに乗せるだけのような感覚でペダリングしてみても、ベクトルの大きさは「踏み脚」が一番大きいぐらいなのです。
つまり、脚の自重によるトルクがかなり大きいことを示しているのではないかと。
体の大きさ(=脚の重さ)にもよりますが、自分だと感覚的には300w程度までは脚の重さがペダリングトルクのかなりの部分を占めている感じです。

脚の重さによるペダリングへの影響に関しては、「引き脚」をしっかり使ってロスをなくすことはよく認識されていることですが、踏み込みへの関与は意外と認識されていないように思います。
ポジションや、筋肉の使い方そのものにも大きく関わってきますが、さらに文が長くなるのでそれはまた後日。

(2)左右のペダリングは思った以上に差が大きい
出力も、効率も、左右で思った以上に差がありました。私は右ききなので、出力で10%程度、効率は5%程度右の方が高いです。
Power2MaxやVectorなどでも左右比率で出力の差を簡易的に見ることはできますが、数字のあやで比率「48:52」程度だと大して差がないように感じても、実際には出力にすると10%程度差があるんですよね。

さらにペダリングベクトルを見てみると、
pioneer01281.gif
自分の場合、常に青丸部分で差が出ていることがわかりました。

左の方が明らかに、「巻き脚」のところで下方向へ力が入ってしまっています。これだと接線方向への有効な力は少なくなり、効率も出力も落ちますね。筋力の差だけではないということです。

じゃあこれをどうやったら改善できるのか??
色々と考えてみると、自分なりに次のような傾向があるのではと思いました。
pioneer01284.gif
そもそも右ききな上に、小中とサッカーをやっていたこともあって、「左脚を軸にして右脚を自由に動かす」癖が強くついているようで、左脚は各関節を固定して体重を乗せるような状態になりがちです。
その結果、上図のような位置関係になり、左はクランクから離れるようにクリート位置を設定し、足裏に親指側が浮くようなカントを右足より多めにいれてカカトから踏み込むようなペダリングがなんとなくしっくりくるようになっていたみたいです。

そこでクリート位置を調整した上で、左足先の底屈と、「巻き脚」をしっかり意識しながらペダリングすると、多少感覚と数値がよくなりました。


ペダリングモニターは、思っていた以上に自分のペダリングの癖について様々な情報を知ることができます。
確かに高価なんですが、少ない時間を有効に使って強くなりたい!と思っている社会人レーサーの方には非常に有効なツールだと思います!


下図は先日の走行会で、イヅルさんとアマノさんに引き回されているときに出たベクトル。これぐらいの効率がいつも出せるよう、さらに色々研究しながら使い込んで見たいと思います。
pioneer01283.gif
posted by 店長 長谷川 at 15:35| Comment(2) | TrackBack(0) | インプレ
この記事へのコメント
「引き回されているときに出た」ということですが、必死になってこぐと、自然に効率も追求するようになる、ということでしょうか。自分の経験的にも、そんな感じはいたしますが。。。
Posted by カルロス at 2014年01月31日 14:25
必死になっているときに、何とか少しでも楽に体の使いたい!と無意識にやった動作が思わぬヒントをくれることがたまにあります。

でも必死すぎてペダリングがガチャガチャになってしまうことも多いですね、、、。

才能のあるトップアスリートというのは、そういう体の動かし方を子供のころから自然に体得していて、心肺機能がどうとか筋肉の量がどうとかいうよりも、体の無意識な使い方そのものが私のような凡人とは異なる気がします。
Posted by 店長 at 2014年01月31日 17:43
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