2016年02月18日

TYRELL RX

今度の試乗会は、当店取扱いの輸入ブランドの中でも一二を争う人気の「LOOK」と、日本での販売が開始された新ブランド「WIAWIS」がメインですが、私がこの1年半愛用しているクロモリロード「TYRELL RX」も用意します。

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ニオビウムを添加し、軽く硬く振動減衰性能も高い新世代クロモリ「LIFE」をさぬき市の自社工場で丁寧に溶接して製作し、フォークにはENVE2.0カーボンフォークを採用。走りを追求したクロモリロードです。
カラーは美しい発色と高耐久性が特徴のカドワキコーティングの粉体塗装を採用しておりカラーオーダーが可能です。

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サイズ設定もトップ長で495から575まで細かく設定されており、フォークオフセットやリアセンターなど乗り味に影響する部分もサイズごとに細かく調整してあるので、乗ってまず感じるのがハンドリングの素直さです。
写真は私のバイクでサイズ525(トップ長540)ですが、コーナリングの感覚、ダンシング時の振りやすさなどどれをとっても違和感が無く、余計なストレスがありません。

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クロモリとしては剛性は高いほうだと思いますが、振動減衰性能はフレーム本体・フォークとも高く、いやな振動はしっかり往なしてくれます。

tyrell_rx20160218_43.jpg細身の見た目ですがハードブレーキングやスプリントでヘッド周りがよれるようなことはなく、BB周りも思った以上にしっかりしているので強く踏み込むと一瞬のタメからググッと伸びていく感覚が気持ち良いです。

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派手な工作はありませんが、美しくベンドしたシートステーや丁寧に溶接されたBB周り・シートピン部分など細かいところまで本当に良い仕事をしています。

私のバイクで決戦用ホイールを履かせて約7.5sと決して軽量ではありませんが、とにかくどんなシチュエーションでも「違和感無く」乗れる良いバイクです。
他のバイクと差別化を図るために最近のメーカーは様々な特色を出そうあの手この手を使ってきますが、こういうバイクに乗るとそういう分かりやすい特色とは一線を画した「普通」なバイクの良さをしみじみと感じさせてくれます。是非試乗会で乗り味を体感して下さい。

フレームセット価格194,400円(税込)と、手の込んだハンドメイドフレームとしてはかなり抑えた価格になっているので、予算を軽量パーツ・ホイールに振り分けて面白いバイクをつくることもできると思います。

通常、カラーオーダーの場合は+23,760円のアップチャージが掛かりますが、今回の試乗会の特別キャンペーンとして4/3までにご注文いただいた場合はカラーオーダー代を無料とさせていただきます!(一部特別カラーを除く)

店頭にはカドワキコーティングのカラーサンプルも用意してありますので、オーダーのご相談お待ちしております。
posted by 店長 長谷川 at 21:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年02月02日

力不足

ご無沙汰してます。長谷川です。

新年早々、「グラファイトデザインがサイクル事業休止」というびっくりなニュースが入ってきてしまいました。
当店でもこれまでに20台程度販売させていただきましたが、どのお客様からも「しなり」を生かした独特の乗り味は好評で、個人的にも5年近くMETEOR SPEEDを愛用しただけに残念でなりません・・・。
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その時々のわかりやすい流行を取り入れた、軽い・硬い・エアロ・・といった特徴とは無縁のオーソドックスな設計ですが、コンセプトは明確でツーリングからレースまでどんな目的で乗っても扱いやすく疲れにくい良いバイクです。
まだメーカー在庫は各種残っており、2月末までは今まで通りご注文いただけます。
アフターサービスも平成31年2月までしっかりと行うということなので、最後の機会を逃さぬよう早目のご注文お待ちしております。


こういう時にはショップとしての力不足を痛感させられます。
マーケティングの上手さやデザインの上手さだけで売れているようなブランドが溢れている状況の中で、手の込んだつくりから生まれる製品の本質的な良さを理解してお客様の持つ潜在的な要望とうまくマッチングできるように媒介するのがショップの使命だと思うのですが、なかなか良い製品の持つ価値を伝えきれず歯がゆい思いをすることが多いです。

結局はお客様が損をすることになるので、今年も勉強を怠らず、良い製品が100%の性能を発揮できる状態でお渡ししてサイクルライフを満喫してもらえるよう頑張ります!

そんな中で、しっかりとお薦めできそうな新ブランドの展示会に先日行ってきました。
アーチェリーの世界トップメーカーとして高いカーボン成型技術を持つ「WIN&WIN」社のカーボンバイクブランド「WIAWIS」です。
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写真は細身のパイプをラグで継いだ「Liberty」というモデルです。
試乗させてもらいましたが、まずはっきり感じたのがGDRに初めて乗った時と同じような高い振動吸収性です。思わずタイヤの空気ちゃんと入っていないんじゃないかと思うようなシルキーな乗り心地でした。そしてBB周りのウィップ感。急坂で思い切りダンシングして踏み込むとしなるのがはっきり分かります。フレーム全体の芯はしっかりしていて反発も速くいやな腰砕け感ではないので、ロングライドで疲れてきた時などのペダリングの乱れをいなすのにかなり威力を発揮しそうです。ヘッド・フォーク周りの剛性はしっかりしているのでコーナリング時の不安定感は微塵もなくかなりの好感触でした。

アーチェーリーで培われたカーボンのしなり・反発・減衰のコントロール技術を生かして、ダウンチューブにシンタクティックフォームを独自の技術で複合成型しています。
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同じジオメトリー、同じ形状・素材でよりシンプルなカラーの「ASSASSIN」
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プリプレグの段階から自社生産し、カーボンナノチューブ技術や成型樹脂のノウハウまで持っているのは強みですね。また、完成品の耐久性テストに至るまで自社工場内で行い、韓国ナショナルチームとの繋がりも強くフィードバックの仕組みもしっかりしています。日本の販売元である地域資源バンクNIUの代表西井さんが開発段階から携わっているのも心強いですね。

ASSASSIN、Libertyについては2月中にはデリバリーが開始される予定です。超軽量のトップモデル「CUL6」はもう少し先の発売になりそうですが、非常に作りがきれいで楽しみです。
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とても良いバイクだったので、店頭に試乗車を常備して皆さんに乗ってもらえたらいいかなと考えています。2/21の試乗会にも用意しようと思いますのでお楽しみに!
posted by 店長 長谷川 at 15:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記