もう既にANCHORのホームページでも発表されていますが、目玉はRIS9の弟分に位置付けされるレース向けフルカーボンモデルのRS8です。

スケルトンはRIS9と同一ですが、低い弾性率のカーボンを厚く積層することで、重量増にはなりますが剛性を保ち、価格を大幅に抑えています。
形状的にもほぼ同一ですが、ダウンチューブがワイヤー内装ではなく外装でアウター受けがついているところが相違点です。電動の場合はアウター受けを外して内装できます。
短い時間ですが試乗させてもらえました。RIS9よりも数字でいうと5%程度剛性が低いということでしたが、適度な剛性感を感じられました。全体的な剛性バランスがよく厚い積層ならではのしっとりとした乗り味もでていて好感触です。
フレーム単体で当店価格131,750円とかなりのお買い得価格ですが、スケルトンも妥協せずサイズによってフォークオフセットやRセンターの値も最適化してアンカーならではの自然なハンドリングを保っているところも素晴らしいです。
低い弾性率と厚い積層で、パイプの強度も増しているということで、エントリーユーザーや、レースでのヘビーユースにも安心してすすめられるのも良いです。
単純に安いモデルを用意した、というのではなくしっかり他のモデルとの住み分けができるモデルでした。
・RIS9 → 軽量・高剛性の純レースモデル
・RL8 → 高い振動吸収性・軽量のロングライド向けモデル
・RS8 → 高剛性・高耐久性・抜群のコストパフォーマンス
RL8は新色のレーシングネオンイエローが追加です。(他のカラーはそのまま残ります)

女性向けRL8Wにはレーシングライトブルーが追加

本格的ジュニアロードRJ1も登場

なんと20人の子どもを対象にして実際にアンカーラボで各種測定を行い、スケルトンやパーツ等検証したそうです。
152mmのクランクや340mm幅のハンドル、成長に合わせられるよう70mmと90mmの2種類のステムを付属させるなど手の込んだつくりです。フレーム単体でオーダーすると他のアンカーモデル同様のカラーオーダーもできますよ。
これから10月まで展示会目白押しです。臨時休業や短縮営業でご迷惑をおかけしますが、その分楽しい情報をたくさんもってこられるよう頑張ります!!